●2004年2月
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うにゅ〜ん、もうすぐだね〜♪ | |
今年の恵方は東北東だそうよ。 | |
え。 | |
姉妹三人揃って同じ方角向いて太巻きかぶりついてる 様は非常に間が抜けていると思うが。 |
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ほらほら、もうお豆買って来ちゃった。 つきひちゃん鬼ね。 |
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え〜、豆まきたぁい。孫に誕生会開いてもらって 69にして号泣した〜い。ウェイトレス凝視した〜い。 |
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え、え。 | |
いいから、ほら、角つけて、虎模様のビキニ着て、 語尾は「だっちゃ」だからね。 |
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ダ〜リンのバカー! | |
うわ、かれん。…あんた、鬼やるの? | |
そうじゃなくて!なんで女の子3人揃ってるのに 着々と節分の準備整えてるの!?チョコは!? |
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そうですよ、大切なあの人に送る思いの籠もった チョッコレィト。女の子ならまずそっちでしょう。 |
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さりげに登場したな、いいんちょ。真顔はともかく、 こっちを熱く見つめながら言うな。 |
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だって、私たちあいかわらず送る相手なんて いないんですもの。かれんちゃんはいるの? |
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戦闘は火力。 | |
…ばらまくだけか。釣れればいいけど。 | |
つきひさんには、私から、ね。 | |
さも当然のように倒錯愛を告白するな。 | |
いいじゃない、愛は愛よ。貰う相手も送る相手も いない私よりはよっぽどマシよ。ね、かれん? |
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な、なんでこっちにフルの!?私は送るもん! 台所使うからね!じゃ、そゆことで! |
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…あ〜、行っちゃった。夕飯の準備までに 明け渡してくれるかしら。 |
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つきひさんは、どんなチョコくれるのかしら。 | |
やらん!断じて! | |
……………… | |
まだやってるのかしら、かれんちゃん。そろそろ 夕食作り始めたいんだけど…。 |
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去年も手作りしてたし、慣れてるはずなのにちょっと 時間かかり過ぎな気がするなぁ。 |
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籠める思いが強すぎて一筋縄でいかないんですよ。 | |
まだいたのか、いいんちょ。 | |
さすがに心配ね。ちょっと見てくるわ。 | |
あ、待って。私も行く。 | |
そんな妹想いなつきひさんがステキ…。 口では突き放してるようでも、心ではやっぱり…。 |
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いいんちょは来るな。 | |
あん、そんないけずな。 | |
てゆうか帰れ。 | |
きゃぁぁぁぁっ!! | |
な!?お姉ちゃん?かれんに何かあったの!? | |
やっぱり妹が心配なんですね。うふ。 | |
頼むから消えて!! | |
かれん…かれん…。 | |
お姉ちゃん!かれんは!? ……って、なんだ!?この謎の壁は!? |
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あ〜、その声はつきひ姉?ダメだよ触っちゃ。 ラッピングひとつで印象が全然違うんだから、 汚されたらたまんないもん。 |
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…えと、あの。…これは? | |
綺麗にラッピングされた箱が、積み上げられてますね。 ざっと、2メートルくらいの高さまで。 |
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解説ありがと、ひどりちゃん。つまり、 これひとつひとつがチョコレート入りなワケね。 |
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いくつ送るつもりだぁ!お前は! | |
さぁ?なんかもう、趣味だよね、ここまでくると。 | |
自分で言ってるし…。 | |
この中の一つでいいから、つきひさんから貰いたい…。 |
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