●2010年7月
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みんにょわ〜!海とかプールとか以外に行こう! | |
以外かよ! | |
どうしたんですかいちとせさん、いつもなら率先して 騒ぎたがる性格なのに、今回は。 |
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いちとせさんがいつまでもいつものいちとせさんだと思ったら 大間違いにゃろぜ! |
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あ、ほんとだ、胸元にほくろが。 | |
それはいつも通りげしゅ!たまたま今日は胸元の開いた服 着てきたから見えただけげしゅる!てか見んな! |
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その程度のこと、とおかさんならすっかりご存知というわけですね…。 | |
とおかりゅんならアテクシのシワの数までご存知ですわよ。 | |
ど、どこのシワ…? | |
とにかく、このほくろ見ていいのはとおかりゅんだけべしゅ。 | |
ならそんな服着てくるなよ…てか下着くらいつけろよ…。 | |
それはつきひさんも…。 | |
失敬な!最近は暑くてもちゃんと着けてるよ!…スポブラだけど…。 | |
確認します。 | |
…オレもお前の残機を確認しようかな…。 | |
陽鳥ゅんだって人の事言えた大きさじゃないくせに…。 | |
目くそ鼻くそを笑うってヤツですかね…とほほ… そういえば…目くそでも鼻くそでもない唯一の人、噂のとおかさんは? |
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…女子ならどんぐりの背比べとかにしろよ…。 | |
よくぞ聞いてくれました、とおかりゅんはなんと!鬼の撹拌で…。 | |
なんだ、風邪引いたのか。 | |
ソレを先に言ってくださいよいちとせさん…いつもは待ち合わせに 遅刻することなんかないとおかさんなのに、おかしいと思った…。 |
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てか私たち三人は全員遅刻してるげしゅけどね。 | |
で、今年の夏は出かけないってのは、とおかを慮ってのことか。 | |
気にしちゃダメですよ!むしろ私たちが遠慮したらとおかさんが気を遣います! 遠慮無く私たちだけで遊びにいくのが正解です! |
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ウチは…イヤや…。 | |
だろうな。 | |
あれ、アウェイ? | |
とおかりゅんがいないのに遊びに行って、楽しむ自信ないげしゅ…。 どこか行くなら…みんな揃って…。 |
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いちとせは、そういうヤツだよな…。 | |
私は、つきひさんさえいれば…むしろ二人きりで…。 | |
と言うワケなので、今日はみんなでお買い物の予定を変更して、 とおかりゅんのお見舞いに行く提案をしてみるはいパーン(早口かつ机を叩く音)! |
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えー、私楽しみにしてましたのに…。 | |
えー、も何も、水着買いに良く予定だったろ今日は…となれば先にとおかに 回復してもらわなきゃ、買った水着の使いどころもないじゃないか…。 |
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いえ、使う以前にいろいろ試着させるのがまず楽しみで…。 | |
よし!行こうかいちとせ!とおかの家に! | |
なにホッとしてるげしゅか? | |
あら、お揃いでいらっしゃい。 | |
おぉ…玄関で普通に出迎えてくれるとつきさん…新鮮だ…。 | |
むしろ普通過ぎて何か企んでるんじゃないかと勘ぐりたくなりますね…。 | |
ヴァナタ達、夏ヴァテに効く薬があるんだけどどう? | |
バテてません! | |
とおかりゅんの容態が心配で見に来たげしゅ…あがって良いしゅか? | |
あなた今朝までいたじゃない…そんなに急に良くはならないわよ…。 私のとっておきの秘薬も飲もうとしないし…。 |
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スクウェアのソリャソーダ。 | |
てか今朝までって…夜間つきっきりで…? | |
まぁ、つきっきりで寝てただけだけどね……お上がりなさいな。 とおか今は寝てるけど…。 |
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はい、それじゃ遠慮無く… | |
とおかの部屋は慣れないから、ちょっとドキドキ…。 | |
あ、ちなみに私の部屋を少しでも覗いたら、命はないから。 | |
はゎーい!! | |
あの威圧感を跳ね除けて扉を開けられる人間はまずその時点で限られてると 思うげしゅけど…。 |
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こよみセンパイなら大歓迎なのにねぇ…。 | |
…いちとせさんが深刻そうに話すから心配してましたけど… 割とおちついてますね…。 |
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寝息も規則正しいし…気持良さそうに寝てるな……マッパで…。 | |
やん、もう♪とおかりゅんったら大胆♪ | |
いやいや、脱がせたのあなたでしょう。 | |
そういえば、体を拭いてあげようと思って服を脱がせて見とれているうちに 集合時間が来たから慌てて飛び出したんげしゅた。 |
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今、不要な工程が一つ入ったような…。 | |
服を脱がせるくだり? | |
とつきさんの着エロ趣味はこの際いいです。 | |
じゃさっそく体拭きの続きを…。 | |
私が済ませておいたわよ。 | |
…ッチ。 | |
服も着せてあげてくださいよ…。 | |
それじゃ、あとは若いものに任せて…みんな、妹をよろしくね。 | |
…はい。 | |
それと、枕元の小瓶、それが秘薬だから何とか飲ませて。 | |
いいえ。 | |
………。 | |
…割と騒がしくしたのに、起きる気配ないですね…。 | |
それだけ眠りが深いってこと?体が恢復に努めてるわけか…。 | |
…きっと、安心してるんげしゅよ。私たち4人が揃ったから…。 | |
…たまに、しれっと歯の浮くようなコトおっしゃいますよねいちとせさん…。 | |
まぁ、確かにこうして揃っちゃうと、誰か欠けた状態で遊びにいくとか ちょっと想像できないな…。 |
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げしょ!?げしょ!?だから夏休み終わるまでにはとおかりゅんには 何としてでも風邪治していただかないと! |
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裸に剥いて場を去った人間の言うセリフじゃないと思います。 | |
茶目っ気☆ | |
どうしようか、何かできることあるかな。 | |
枕元の小瓶を…。 | |
それ以外に。 | |
きっとこうしてみんな集まっただけで十分げしゅよ。 とおかりゅんはパワーを受け取ってるはずげしゅ。 |
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でも、寝てますよ。 | |
んー…それじゃあ…。 | |
…ん…あれ、寝てた…。 | |
……くー。 | |
…すう…。 | |
ぐやぐや…。 | |
あれ、みんな来てたんだ…。って言うか…なんでみんなして 布団に潜り込んでるわけ…? |
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…ぐう…うへへ…。 | |
なんか裸だし!ボク何されたの!?ちょっといちとせ!つきひ陽鳥!おい! | |
いっきし! | |
…まぁ、風邪引きさんの横で無防備に寝てればそうなりますよね…くしゅん! | |
大丈夫?ふたりとも…なんかごめん、私が伝染したんだよね…? | |
とおかりゅんは気にすることないげし!脆弱な中学生共が悪いの! | |
…なんでお前だけ元気なんだよ…。 | |
さてさてとおかりゅん、風邪ひきの二人は置いておいて、水着買って海行こう! | |
……おい。 |
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