●2012年8月
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とおかりゅんとおかりゅん、YOUは百合って知ってますげすか? | |
!! | |
お、おいおい、電車の中でそんな話題…! | |
知ってるけど? | |
知ってるんですか! | |
知ってていつもいちとせとあんなこんな!? | |
え、いや、そりゃ花には詳しくないけど…名前と見た目くらいは…。 | |
ユリ…。 | |
なんか純情なとおかちゅんとの格差があらわになりゅましゅたねぇ…? | |
いちとせ…貴様最初から我々をからかうつもりで…!!? | |
なに?なんなの?ユリがどうしたの? | |
とおかりゅん、薔薇は…。 | |
もういいです。 | |
あっ!見えた!海!一瞬! | |
デジマ!?どこどこ!? | |
いちとせさんそっちの窓は陸側ですよ! | |
おいおい…そんなにがっつかなくてもどうせじきに到着するんだから…。 | |
…じゃあとおかさん、そんなに後ろから胸を押し付けてまで 窓に接近しようとするのをよしていただけますか…? |
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テンション上がるよな!海! | |
げしゅは生まれが港町だったのでさほど…。 | |
お前さん生まれも育ちも地元だよな? | |
さぁ!泳ぎますよ!頑張って始発で来た日帰り旅行! 中学生に泊りがけは荷が重い! |
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でも体力だけはあるから! | |
下に水着も着てきてますし! | |
もうぱんつ忘れたオチが見えた! | |
さぁ皆さん!日が暮れるまで泳ぎましょう! | |
私は浮き輪で浮いてるだけだけどな…。 | |
そんなこともあろうかと!その浮き輪に穴を開けておきました! | |
ゲーッ! | |
今年こそ泳げるようになってもらいます!とおかさん教育よろしく! | |
まぁ…陽鳥の教育ではダメだったしな…ちょっとなら…。 | |
げしゅは!?ねえげしゅは!? | |
さあもうすぐ駅ですよ!荷物まとめて! | |
げっしゅー!? | |
……芋を洗うとは……良く言ったものですね…。 | |
何この混雑…泳ぐどころか水に浸かるのすら一苦労…。 | |
ほらな!ほらな!この環境下で泳ぎの練習とか!ちゃんちゃら! | |
水を得た魚のようげしゅ…。 | |
ウマイ…。 | |
ウマくないよ…。 | |
だからさ、海の家でおとなしくゲームでもやってるのが一番だしょ。 | |
何のために海に来たんですか!? | |
うおぉぉめっちゃすれ違ってる! | |
このためげしゅか…。 | |
まぁ…腹は減ったし何か食うのも良いんじゃない? | |
げしゅは割ととおかりゅんの水着姿でお腹いっぱいぐぅぅぅ…。 | |
脳の栄養と体の栄養は別みたいですね…。 | |
げしゅアレが食べたい!アレ!ガラムマサラ! | |
スパイスだろソレ…。 | |
カレーってことでしょうか…。 | |
海の家のは不味いぞ…? | |
それが醍醐味ってんだろ? | |
じゃあいいげしゅ…とおかみゅんのカレーが懐かしい…。 | |
あっここで百合にゆりもどした。 | |
ダジャレ? | |
ま、まぁ行ってから注文は決めれば…。 | |
あれ…もう日が傾いてる…? | |
なんだかんだで残暑だしなぁ…。 | |
……私達、今海の家でごはん食べ終わったところですよね…? | |
カレー不味かったげしゅ…。 | |
食うから…。 | |
なんか激込みでものすごく待たされましたしね…。 | |
僕…人ごみに紛れておしり触られたかも…。 | |
マジか!? | |
私なんか指一本触れられてないのに! | |
悔しいの!? | |
あ、それげしゅげしゅ。 | |
お前か! | |
食券買いに並んでる時に目の前でぷりぷりしてたからつい…。 | |
あぁ…そりゃとおかが悪いな…。 | |
ええ…いけませんね…。 | |
好きで育ったんじゃないよ!? | |
何食べてましたっけ…?フランクフルト…? | |
あぁ…写真撮って流したら金撮れたな…。 | |
げしゅ撮りましたよ…。 | |
ちょっとー!? | |
…どうする…?夕方なのに全然人は減ってないぜ…? | |
……帰りましょうか…。 | |
えっえー!?まだいちとせ、ハプニングを装ってとおかりゅんのビキニ 紐解いてないげしゅよー!? |
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貴様そんなことするつもりだったのか!? | |
そのためにほどきやすそうなその水着を選んだのげしゅのに。 | |
に、似合ってるって言ったのに!? | |
…選んでもらったのか…。 | |
いいなあ…私のオススメ水着はつきひさんに却下されたのに…。 | |
あれは紐と言うんだ。 | |
なんか…やりたかったこと何一つ出来なかったですね…。 | |
こういう挫折を味わって…人は大人の階段を登るんだな…。 | |
つきひたん、ドコ見てるス? | |
帰ろうか…。 | |
つきひさん…今わたし…。 | |
のーぱんなんだろ…皆まで言うな…。 | |
結局予定より早い電車での帰宅かー…。なぁいちとせ、帰ったら…。 | |
………。 | |
…寝ちゃってますね…。 | |
いつも賑やかし担当の筆頭なのにな…。 | |
…あの、肩重いんだけど…。 | |
ダメですよいちとせさん!動いちゃ! | |
一枚撮っとくか…。 | |
ちょー!? | |
しー! | |
あうぅ…。 | |
まだしばらくあるからな…静かに…。 | |
あ、あの、つきひさん…私も…何だか眠く…。 | |
陽鳥は降車ボタンを押す係だから。 | |
電車にはないですよ!? | |
しー。 | |
ほええ…。 | |
おはっげしゅ! | |
元気ですね…このクソ暑い登校日に…。 | |
こないだの海も何一つ良いことなかったのにな…。 | |
んふふふ、そうげしゅか? | |
?? | |
なんかこいつ…海の帰りに人の肩で寝るのが夢だったらしくて…。 | |
あぁ…。 | |
それはそれは…。 | |
ごっつぁんでした! | |
よりによって私の肩とか…他の二人にすればいいのに…。 | |
…分かってないな…。 | |
逆にソコが憎いです…。 | |
にゅっふっふ…。 | |
そのせいか肩こりが酷くて酷くて…。 | |
ソコが憎いです! |
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